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その本を何回読みましたか? ~サイクルリーディングのすすめ~

今日は記事のタイトルを質問にしてみました。


とても素晴らしい本があなたの手元にあります。

あなたはその本を読んで非常に感銘を受けました。

そして座右の書としてあなたの書棚で大切に保管されています。


ではここで質問です。

「あなたはその本を何回読みましたか?」

1回ですか?2回ですか?それとも100回ですか?


私は「素晴らしい!」と感銘を受けた本は、何回も何回も読み返します。

同じ本を何度も読むなんて時間の無駄だと思われてしまいますが、私は決してそうだとは思いません。



■自分の血となり肉となるまで繰り返し読む

私の考え方は通常の「読書術」からはかけ離れているかもしれません。

「多読」や「速読」などといいますが、私は多ければいい、速ければいいとは思っていません。


一番のポイントは「読んだ本が自分の血となり肉となったかどうか」という点です。


いくらたくさん読んでも、速く読んでも、その本から何かを感じ取り、自分のものにできなければ意味がありません。

「1ヵ月で100冊も読めた!」とか「この本を10分で読み終えた!」といって満足している人もたまにいるようですが、そういう人は本来の読書の目的をはき違えているのではないかと思ってしまいます。


これは私の持論ですが、多読や速読ができるに越したことはありません。

もしそういったスキルがあるのなら、「1回10分で1冊の本を100回読む」というくらい同じ本を読んで欲しいのです。


私はこれを「サイクルリーディング」と呼んでいます。


あなたの書棚に感銘を受けた本が保管されているのなら、その本を手にとってもう一度読んでみてください。

良書というのは毎回毎回新たな「気づき」を与えてくれます。

1回目と2回目、3回目というように何回も読んでいると、最初とは違った「気づき」を得ることができるのです。


もし以前、付箋や下線が引かれているのなら、今回違う色で引いてみてください。

前回とは違ったところに付箋や下線が引かれていることに気づくはずです。


こうして何度も読んでいるうちに、自分の血となり骨となるのです。

一度読んで「いい本だ」と思っても、そこから何も得られなければそれこそ時間の無駄遣いになってしまいます。



サイクルリーディングのポイントは「速読→精読」

先ほど軽く速読を否定しておきながら、実は速読はサイクルリーディングに重要な要素なのです。

というのもサイクルリーディングに適している本は、いくつも付箋を貼れる本、たくさん下線が引ける本、つまり良書なのです。

内容が薄い本、つまり得られる気づきが1冊に1~2個程度しかない本はサイクルリーディングには適していません。

つまり、サイクルリーディングの対象となるかどうかを選定する必要があります。

この選定には速読のテクニックを使用します。


いえ、正確には速読のテクニックがなくても構いません。

肝心なのは「1回目の読書には時間をかけない」ということなのです。

1回目の読書の目的は「良書かどうかを判断する」こととします。

良書でなければ、その本から得られたいくつかの「気づき」をメモにまとめて終了します。


良書であれば、2回目の読書に突入です。

2回目以降は「精読」つまり1回目よりも時間をかけてじっくり読むのです。

結果的には1回目の読書で本の構成が分かっているため、実質1回目と同じくらいの時間で読み終えることができます。


あとは繰り返し読めばサイクルリーディングの完成です。



今日はかなり長文になってしまいましたが、説明は以上です。

実はサイクルリーディングについては、私もまだうまく説明できないところがあります。

むしろ自分自身で試している所です。

「何回読めば自分の血や肉になったのかが分からない」とか「同じ本を何度も読んでると飽きてくる」といった問題をどう解決すればよいのか悩んでいるところです。

理論としてしっかりとまとまれば、このブログを通じて発表したいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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テーマ : 自己啓発
ジャンル : ビジネス

tag : 読書術 サイクルリーディング


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Okamura Shuichi

Author:Okamura Shuichi

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某外資系コンサルティングファームに勤務しています。

主にITプロジェクトのマネジメント業務を通じて仕事や人間関係の難しさ、大切さを勉強しています。

将来はハワイでのんびり暮らしたいと考えている一児の父親です。

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